日本ウォーターシステム（WS）製のRO装置を使用し、透析に必要な清潔な水質を確保しています。細菌検査やフィルターの定期メンテナンスを院内で行い、常に安全な水を保っています。

薬剤は密閉回路内で溶解し、粉の飛散や交差汚染を防止。ボトルの取込みから洗浄・消毒まで、透析液原液の作製はすべて自動化されています。

連続希釈方式により高い希釈精度と容易な濃度調整を実現しています。

さらに、透析液の消費量に応じて必要な量だけを調製するため、常に新鮮な透析液を供給できます。

血流量／透析液流量プログラムやHHDFプログラムなど、多彩な治療プログラムにより、多様化する透析治療に対応しています。

患者さん一人ひとりの負担軽減と、安全で適切な治療の提供を実現しています。

フクダ電子の「VaSera」を用いて、動脈硬化の程度を示すCAVIや、下肢動脈の狭窄・閉塞を調べるABIを測定しています。これにより、血管の硬さや詰まりを的確に把握することができます。

PCR検査と同等の信頼性を持つ「等温拡散増幅法」を採用した検査機器により、13分以内で陽性・陰性の判定が可能です。

従来の検査方法と比べて、検査時間を大幅に短縮できます。

吸引ポンプ内に入り込むミスト状の吸引物や水分を、疎水性のPTFE吸引フィルターが確実にシャットアウトし、装置の安全な稼働を支えます。

有線・無線LAN対応のテレメータシステムを活用し、セントラルモニタなどと連携してバイタル情報を共有。情報の一元化により、省力化と業務効率の向上に貢献します｡

検査部位に応じた撮影設定をナビゲートする「ワンタッチガイド」と、照射野を確認できる「LEDアイ」機能で、確実な撮影をサポートします。

異常を視覚的に示すパノラマレポート機能により、迅速な診断を可能にします。

6検体までの浸透圧を氷点降下法で連続測定。結果はプリンタで印字でき、USBポートからデータ出力も可能です。

白血球数や赤血球数に加え、炎症の指標となるCRPの測定結果を、約10分で迅速にご提供します。

透析システムで業務効率とペーパーレス化を実現。設定負担と準備時間を削減し、余った時間をフットケアや対話に活用しています。