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子宮頸がん予防ワクチン接種
HPVワクチン
しばらく国の積極的な推奨が控えられていたHPVワクチンが近年、再び推奨されるようになりました。
HPVは、性交によって感染し、数年~数十年の持続感染を経て子宮頸がんを発症します。

HPVワクチンで、すでに持続感染してしまったHPVを排除することはできません。
なので、子宮頸がんを予防するためには、処女のうちにワクチン接種をすることが最も予防効果が高いのです。
HPVワクチン種類
2価ワクチン(サーバリックス)現在の定期接種
予防できるHPV型
16型
18型
4価ワクチン(ガーダシル)現在の定期接種
予防できるHPV型
16型
18型
6型
11型
9価ワクチン(シルガード9)※2023年4月より定期接種
予防できるHPV型
16型
18型
6型
11型
31型
33型
45型
52型
58型
∗低リスク型
6型
11型
尖圭コンジローマの原因の95%
∗高リスク型
16型
18型
31型
33型
45型
52型
58型
子宮頸がんの原因の88.2% (16型と18型が65%を占める)
費用について・無料で受けられる年齢
HPVワクチンは、定期接種であれば無料で受けられます。
定期接種の対象年齢は、小学校6年生から高校1年生までの女児です。

また、厚労省はワクチン接種の救済措置として、HPVワクチン接種の機会を逃した
1997~2005年度生まれの女性に対し、現在無料接種を受けられる機会を設けています。
措置期間は2022年4月から2025年3月の3年間の予定です。

お住まいの市町村で定期接種であることをご確認の上、婦人科へご相談ください。
対象年齢以外の方のワクチン接種は基本的に自費診療となります。

ワクチンの接種率
日本におけるHPVワクチン接種率は、年代によって大きく異なります。

1994〜1999年度生まれの女性は、公費助成当時の接種対象であったため、
HPVワクチンの接種率は70%となっています。

しかし、2013年4月に厚労省のワクチン接種の積極的接種勧奨による定期接種が始まった直後、
ワクチン接種者のごく一部の方に健康被害の疑いがあるとメディアが発信しました。

その結果、2013年6月に厚労省がワクチン積極的接種勧奨の中止が発表され、2000年度以降生まれの女性の
HPVワクチン接種率が低下。2002年度以降生まれの女性の接種率は1%未満という現状です。
*参考:子宮頸がん予防についての正しい理解のために

諸外国では2000年ごろからHPVワクチンを国で促進しており、ワクチン接種が普及した一部の国においては、
子宮頸がんが減少傾向に転じ始めています。

それに対して、日本ではHPVワクチンの接種率が非常に低く、
諸外国と比べて子宮頸がん発症率が明らかに増加傾向に転じていることが危惧されています。
世界各国のHPVワクチン接種率
*厚生労働省データをもとに作成
ワクチン接種をしましょう
子宮頸がんはがんの中で唯一、ワクチンによって発症を減らすことが出来るがんです。
注射部位の痛みや赤みといった副作用を起こす可能性はあるものの、子宮頸がんの発症リスクを大幅に
低減させる効果が期待できます。
細谷たかさきクリニック 婦人科
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13:30 ~ 16:00××
※ △…第2・4・5木曜日は診察いたします
休診日:水曜日、第1・3木曜日、日曜日、祝日
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