スタッフ紹介

臨床工学技士は現在の医療に必要不可欠な医療機器のスペシャリストです。将来ますます医療機器が増大すると思われるのでそれらの安全確保と有効性維持の担いてとしてチーム医療に貢献しております。当院では現在11名の臨床工学技士が在籍しております。当院では主に透析室での業務を行っており、透析準備から穿刺・返血などをやっております。またその他に医療機器の保守点検、シャントエコー、エコー下PTA、カテーテル挿入介助、ホルター心電図、12誘導心電図、ABIなど透析患者様に必要な業務全般を行っております。
地元群馬の医療に携わってきて気付くことがありました
卒業後より群⾺で医療に従事してきましたが⾼齢化問題がすぐそこまできていると感じました。2025年問題で国⺠の3⼈に1⼈が65歳以上、4⼈に1⼈が75歳以上という社会を迎えようとしています。医療や介護は渦中のど真ん中にあたり、スタッフが逼迫してくることが予想されます。そういった中でICTの技術に屈指した当院ドクターと共に適切な治療をいち早く患者さんへ提供できるように努めていきたいと思います。また、近年ではシャントPTAの治療にはエコーを⽤いたエコー下PTAが注⽬され実施している施設が増えております。当院でもエコー下PTAを導⼊しているため、シャントエコー・エコー下PTAの知識・技術をより深めていき患者さんが安⼼出来る医療を提供していきたいと思います。
Q地域医療に携わって気付いたことは?
A 2025年問題(国民の3人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上の超高齢化社会)を目前に控え、既に医療と介護の現場は高齢化の渦中にあると感じています。
Q細谷透析クリニックの特徴は?
A ICTを活用して(患者さんの多くが入所している)老人ホームのスタッフと透析室スタッフの間の情報共有がなされていることです。
※ICT「Information and Communication Technology」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションのこと
Q今後の抱負を聞かせて下さい。
A 近年、シャントPTAの治療にはエコーを用いたエコー下PTAが注目されています。当院でもエコー下PTAを導入しているため、シャントエコー・エコー下PTAの知識・技術をより深めていき患者様が安心出来る医療を提供していきたいと思います。
当クリニックではADLが自立している患者さんから寝たきりの患者さんまで受け入れしております。透析のケアのみならず、褥瘡処置や日常生活を送る上での食事や内服コントロールを個々に合わせて行っております。また、患者さん、ご家族、入居施設職員と密に連携することで全人的な看護を提供しております。当院には現在10名の看護師が在籍し活躍しております。
医師、臨床工学技士、管理栄養士、医療事務、看護補助者と意見交換しながら患者さんがよりよい日常を送れるようなお手伝いが出来るよう看護職員一同今後も邁進していきたいと思います。
Q業務内容を教えて下さい。
A ADLが自立している患者さんから寝たきりの患者さんまで受け入れしており、透析のケアのみならず褥瘡処置や日常生活を送る上での食事や内服コントロールを個々に合わせて行っております。
Q細谷透析クリニックの特徴は?
A 介護施設に入居しながら通院している患者さんが多いため、透析室内の業務の他に、ご家族・入居施設職員との密な連携で全人的な看護を提供していることです。
Q今後の抱負を聞かせて下さい。
A 医師、臨床工学技士、管理栄養士、医療事務、看護補助者と意見交換しながら患者さんがより良い日常を送れるようなお手伝いが出来るよう看護職員一同今後も邁進していきたいと思います。
クリニック開設当初は「介護と医療」「クリニックと施設の連携」という当院独特のスタイルを確立させるために試行錯誤の連続でした。
自分が経験したことを後輩に伝える際には対話とディスカッションが大切だと考えています。クリニック内外の様々な職種のスタッフとコミュニケーションをとりながら業務を行うことで、単にスタッフ1人1人の知識・技術を底上げするだけでは成しえない大きな成果が出せると思っています。
Q当院での臨床工学技士としてのやりがいは?
A 日々新しいことにチャレンジしていて、年齢や職種に拘らずに新たな知識・技術を身に付けられることです。
Q知識・技術面で不安な方への指導方法は?
A 当クリニックの入職者には新卒で入ってくる新人もいますし中途採用の経験者もいます。経験年数に応じて適切なプリセプターを任命した上で、自ら目的や効率を考えて行動し結果を出せるスタッフの育成に努めています。
Q今後の抱負を聞かせて下さい。
A 私の好きな言葉に「我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。」というものがあります。
透析業務はワンフロアの透析室で多人数の患者に対して複数の異資格スタッフが医療を提供します。スタンドプレーは「良くないもの」と思われることがありますが、スタッフ1人1人が、医師、看護師、コメディカル各々がプロとしてのスタンドプレーを行い、チームワークによって最高の医療を提供する。そんな組織作りをしていきたいと思っています。
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